こんにちは、さとむぎ夫婦のさっとんです。
今回は、株式投資型クラウドファンディングを紹介します。
上場していないスタートアップ企業の株主になれる方法で、大きなリターンが期待できる投資方法です。
- 数年先に大きなリターンを期待したい人
- ベンチャー企業やスタートアップ企業を応援したい人
- 新規上場企業の株主になってみたい人
こんな人たちにオススメの投資方法が株式投資型クラウドファンディングです。
株式投資型クラウドファンディングとは
株式投資型クラウドファンディングとは、個人投資家が少しずつ資金を出し合い、未上場のベンチャー企業やスタートアップ企業などの株式にネットを通じて投資する仕組みです。
未上場企業の株式(未公開株)への投資は、これまでベンチャーキャピタルなど機関投資家に限られていました。
しかし、株式投資型クラウドファンディングによって、個人投資家でも10万円程度の少額から、未公開株への投資ができるようになりました。
株式投資型クラウドファンディングで投資家が得られる利益は、「値上がり益」と「配当金」の2つで、一般的な株式投資と同じです。
ただし、未上場企業で配当金をだす企業は少ないので、値上がり益が主たる投資目的となります。
未上場企業が上場(IPO)したり、M&Aによって買収されたりする時に、株式を売却することで大きなリターンを狙う投資方法です。
株式投資型クラウドファンディングのメリット
株式投資型クラウドファンディングのメリットは3つあります。
①ハイリターンが狙える
未公開株を保有するので、IPOによる新規上場やM&Aによる買収によるリターンが期待できます。
投資金額の5倍~10倍のリターンを一気に得られる可能性があるので、夢がありますね。
日本では、2017年からサービスがスタートしているので、実績はほとんどありませんが、アメリカやイギリスでは、多くのIPOやM&Aの実績があります。
これから、どんどん出てきてくれると嬉しいですね。
②ベンチャー企業・スタートアップ企業の応援ができる
株式投資型クラウドファンディングの醍醐味のひとつが、将来性のあるスタートアップ企業に早い段階から投資して応援できることです。
スタートアップ企業のサービスを、世間に広がっていく初期段階から支援でき、しかも将来的に大きなリターンを得られる可能性もあります。
将来性が期待できるビジネスに投資できるので、他の投資と比べ、夢がある投資だと言えます。
③節税ができる
株式投資型クラウドファンディングで、条件を満たした企業への投資では、「エンジェル税制」の優遇を受けることができます。
エンジェル税制とは、投資を行った投資家に対して税制上の優遇措置を行う制度で、「優遇措置A」「優遇措置B」の2種類から選択できます。
●優遇措置A
- 設立5年未満の企業への投資が対象
- 「対象企業への投資額-2,000円」をその年の総所得金額から控除
※控除対象となる投資額の上限は、 総所得金額×40%と800万円のいずれか低い方
●優遇措置B
- 設立10年未満の企業への投資が対象
- 対象企業への投資額全額を、その年の他の株式譲渡益から控除できる
※ 控除対象となる投資額の上限なし
エンジェル税制を活用することで、節税が可能となります。
ただし、エンジェル税制はすべての企業に適用されるわけではないので適用対象か確認をして、投資をしましょう。
株式投資型クラウドファンディングのデメリット
株式投資型クラウドファンディングのデメリットも3つあります。
①倒産リスクがある
未上場の企業なので、上場企業よりも倒産リスクがあります。
IPOやM&Aができずに会社がつぶれると、投資金額が返ってこない事態に陥ってしまいます。
ハイリターンが期待できますが、投資金額がゼロになるリスクもあるので、理解したうえで投資をしましょう。
②企業情報が少ない
上場企業の場合、開示すべき情報が法律で定められており、多くの資料を開示する必要があります。
しかし、未上場企業では一部の情報しか開示されないため、投資リスクの判断が難しい一面があります。
そのため、株式投資型クラウドファンディングでは、独自で情報開示をしていることがほとんどですので、その情報から投資判断をしましょう。
③リターンまで時間がかかる
IPOやM&Aにいたるまでには、どうしても一定の期間がかかります。
未上場企業に初期段階で投資するので、投資をしてから3年・5年たってようやくIPOやM&Aが実現します。
なので、すぐにリターンを得たい人には向いていません。
スタートアップ企業の夢に自分も投資をするイメージですね。
株式投資型クラウドファンディングおすすめベスト3
ここからは、株式投資型クラウドファンディング会社のおすすめベスト3を紹介します。
第1位:Unicorn(ユニコーン)
第1位は、2019年にサービスを開始したユニコーンです。
これからの時代を反映し、DXに関わるサービスを展開する企業の案件を中心に取り扱っています。
IoTやAIなど、将来性が高い投資先ばかりで、大成長を遂げれば大きなリターンを受け取ることが期待できます。
また、ユニコーンが取り扱っている案件の多くは、株主優待が設定されています。
ユニコーンが株主優待が受けられることにも力を入れており、他にはない魅力です。
さとむぎ夫婦は、DX時代を見据えて案件を選んでいるユニコーンに複数投資をしていますよ。
第2位:FUNDINNO(ファンディーノ)
第2位は、日本の株式投資型クラウドファンディングの先駆者であるFUNDINNO(ファンディーノ)です。
2017年に、日本で初めて株式投資型クラウドファンディングを始めたのが、FUNDINNO(ファンディーノ)で、案件の数は群を抜いています。
また、現時点ではFUNDINNO(ファンディーノ)のみがIPOとM&Aを実現させています。
投資先が豊富なため、応援したい企業が見つかりやすいので、とりあえず始めてみるなら、FUNDINNO(ファンディーノ)がオススメです。
第3位:イークラウド
第3位は、2020年にサービスを開始したばかりのイークラウドです。
まだ始まって間もないため、成約数は少ないですが、募集案件は100%成立させています。
また、証券大手の大和証券グループと連携しており信頼度も高いのが特徴です。
投資する企業だけでなく、イークラウド自体も、これからの企業なので、同時に応援するために、イークラウドで投資をするのも、ひとつの方法ですね。
どの、サービスも投資家登録をすれば、すぐに始められるので、企業を応援しつつ、大きなリターンを期待したい人は、是非始めてくださいね。
ソーシャルレンディングとの違い
株式投資型クラウドファンディングと似ている投資として、ソーシャルレンディング(貸付型クラウドファンディング)があります。
どちらもリターンが期待できるオススメの資産運用ですが、大きく異なる点もあるので、違いを理解して、自分に合った方法を選択しましょう。
●共通点
- 少額から投資が可能
- 企業が出資を募って、投資家が出資をする
- 元本保証がない(倒産リスク、貸し倒れリスク)
●相違点
○株式投資型クラウドファンディング
- リターンの金額が不明
- いつリターンが得られるかが不明
- IPOやM&Aによって、大きなリターンの可能性
○ソーシャルレンディング
- 利回りが決まっているため、リターンの金額がわかる
- いつリターンが得られるかがわかる
- 利回りが決まっているため、大きくリターンは増えない
つまり、ソーシャルレンディングは毎月安定した配当を得られる方法
株式投資型クラウドファンディングは数年後に大きな金額を得られる方法
安定ならソーシャルレンディング、大きなリターンを狙うなら株式投資型クラウドファンディングですね。
ただし、どちらも元本保証はないので、ゼロになるリスクはありますよ。
それぞれの投資型クラウドファンディングの特徴を別記事で紹介しているので、見てみてください。
まとめ
今回、大きなリターンを得られる可能性がある投資方法として、株式投資型クラウドファンディングを紹介しました。
スタートアップ企業やベンチャー企業を応援できる、夢のある資産運用です。
メリットとデメリットを理解したうえで、
「株式投資型クラウドファンディングって面白そう!」
と感じたら、是非始めてみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!