こんにちは、さとむぎ夫婦のさっとんです。
資産運用で投資信託やETFが良いって聞くけど、結局どっちにすれば良いか、迷っている人多いと思います。
そこで今回は、投資信託とETFの特徴を比較し、どっちがオススメかを紹介します。
是非、最後までチェックをして、自分にあった資産運用を見つけてくださいね。
投資信託とは
投資信託は、多数の投資家からお金を集めて、運用の専門家が、さまざまな投資対象に投資をし、その利益を投資家がもらう仕組みです。
株式や債券、不動産、金など、さまざまな投資対象を組み合わせた商品(ファンド)があります。
取引の金額は1日1回だされる「基準価格」で行われるため、リアルタイムでの取引はできません。
投資信託の商品のほとんどは、「ノーロード」と言われる、購入手数料無料の商品であり、売却の手数料もかからないのが特徴です。
ETFとは
ETFは、日本語で「上場投資信託」と言い、投資信託の一つですが、株式市場に上場されているのが特徴です。
日本のETFもありますが、海外ETFの方が商品(銘柄)が多いため、一般的には海外ETFを指していることが多いです。
株式市場に上場されているため、個別の株と同じように、取引時間中にリアルタイムで取引することができ、銘柄の価格もリアルタイムで変動します。
リアルタイムで取引ができるため、価格を指定して購入することも可能です。
また、株と同じように売買手数料がかかります(一部、無料の銘柄もあります)。
海外ETFの場合は為替手数料、為替変動による損益の変動があります。
投資信託とETFの比較
投資信託とETFの違いは大きく5つあります。
取引機会
投資信託は、1日1回の基準価格での取引となりますので、基本的には同じ日であればいつ買っても売っても同じ価格での取引となります。
ETFは、リアルタイムでの取引が可能なので、取引時間中であれば、何度でも売買が可能ですし、売買の度に、価格が変動します。
取引金額
投資信託は100円から購入することが可能です。
ETFは株と同じで、最低1単元からの購入になるため、1万円から10万円程度が必要です。
売買手数料
ネット証券会社であれば、投資信託のほとんどが、売買手数料は無料です。
ETFは株と同じように、売買手数料がかかります。
ただし、一部の銘柄については無料で取引が可能です。
信託報酬
投資信託もETFも、信託報酬という管理費のような手数料が日々かかります。
ETFの方が、信託報酬は低いです。
ただし、投資信託もかなり低くなってきていますので、商品ごとに確認した方が良いです。
税制優遇
税金の優遇措置がある、NISA・つみたてNISA・iDeCoは投資信託であれば全て活用できます。
ETFは原則NISAだけです。
NISAとつみたてNISAは両方同時にできないので、NISAを選択しているならETFもありです。
投資信託とETFの違いを表でまとめると下の通りです。
投資信託 | ETF | |
---|---|---|
販売会社 | 銀行・証券会社 | 証券会社 |
上場の有無 | 非上場 | 上場 |
取引機会 | 1日1回 | 市場取引時間中 |
取引価格 | 基準価格 | その時の価格 |
購入費用 | 100円から | 1万円程度から |
購入費用 | ほぼノーロード | 売買手数料 |
売却費用 | 多くは不要 | 売買手数料 |
保有費用 | 信託報酬 | 信託報酬 |
税制優遇 | NISA つみたてNISA iDeCo | NISA |
こういう人にオススメ
投資信託とETFは、それぞれの良さがあるので、どういう人にオススメかを紹介します。
投資信託がオススメな人
①つみたてNISAやiDeCoをしている
税制面では投資信託の方が優遇を受けやすいです。
特につみたてNISAやiDeCoの商品は投資信託が多いので、投信信託がオススメです。
さとむぎ夫婦も、つみたてNISAとiDeCoは投資信託で運用しています。
②積立投資で自動設定で買いたい
投資信託は積立設定をすることができます。
証券会社によって、毎月・毎週・毎日など、積立頻度と金額を決められます。
ETFでも一部商品はできますが、多くは積立ができません。
③為替手数料や為替変動の計算が面倒くさい
ETFをするなら海外ETFがオススメなので、円をドルに替えるなどの為替手数料がかかります。
また、為替の変動によって損益が変化します。
投資信託であれば、こういった面倒くさいことを考えずに運用することができます。
④小額から投資を始めたい
投資信託は100円からの投資が可能です。
まずは小さく始めてみたい人には投資信託が向いています。
ETFがオススメな人
①自分で売買のタイミングを決めて運用したい
ETFは株と同じで、取引時間中に自分で売買ができます。
価格もリアルタイムで変動するので、好きなタイミングで買ったり売ったりが可能です。
自分のタイミングで売買する楽しさは投資信託では味わえません。
②いずれ個別株をしたいので値動きの勉強をしたい
ETFはリアルタイムで価格が変動するので、個別株をしたい人の前段階としてオススメです。
個別株ほど値動きが大きくないので、どんな時に上げ下げするのかを知るきっかけにできます。
また、ETFを構成する個別銘柄を調べることで、個別企業の勉強にもなりますよ。
③日本円よりも外貨で資産運用したい
海外ETFであれば、海外市場で直接取引しますので、外貨での資産運用になります。
日本円よりも外貨の価値が上がることに期待している場合、海外市場で取引して、外貨の資産を増やす方が良いです。
それぞれに特徴はありますが、共通していることは、どちらも長期投資に向いています。
自分の考え方や状況に合った方を選択してくださいね。
さとむぎ夫婦の考え方と実践
資産運用が初めての人は、まずは投資信託から始めることをオススメします。
つみたてNISAなどの税金の優遇制度を活用しながら、実践するのが良いですね。
別記事で、つみたてNISAを詳しく紹介していますので、参考にしてください。
資産運用に慣れてきたり、投資の勉強をして知識がついてきたら、ETFもありです。
毎月の積み立てではなく、自分のタイミングで投資できるのが強みです。
さとむぎ夫婦は、投資信託をメインに、ETFもしていますよ。
どちらも基本的に放置しているだけですが、ETFは投資する基準を決めて、タイミング投資をしていますよ。
投資信託は、毎月決まった日に、ポートフォリオの割合が変わらないように積み立てています。
詳しい積み立ての方法は、こちらで確認してください。
まとめ
今回、投資信託とETFの特徴を比較し、どんな人にオススメかを紹介しました。
- 資産運用が初めてなら投資信託
- 自分で相場を見て売買したいならETF
- どちらでも長期投資は可能
投資信託でもETFでも、資産を増やしていくことは可能です。
自分が実践しやすい方法で資産運用して、資産の増加を目指していきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!