こんにちは、さとむぎ夫婦のさっとんです。
今回は、誰でもできる習慣化のコツをお伝えします。
こんな悩みありませんか?
「家計簿を習慣にしたいのに続かない・・・」「読書を習慣にしたいのに上手くいかない・・・」
良いことだとわかってはいるけど、その行動がなかなか継続できないってことあると思います。
今回は、そんな「習慣にしたいのにできない・・・」という悩みを解決する方法を紹介します。
ぜひ、良い習慣を身につけて「家計簿毎日つけられる!」「運動でダイエットができた!」「読書のおかげで仕事がうまく行くようになった!」と喜びの声をあげましょう。
習慣の重要性
そもそも、なぜ習慣にすることが重要なのでしょうか?
それは「決断する回数」と「意識する回数」を減らせるからです。
人は1日に35000回以上の決断をしていると研究で報告されています。
例えば、朝起きてからの行動でみてみると、
- 朝起きて初めに、トイレに行くのか、着替えるのか、顔を洗うのか
- 朝食は食べるのか、食べないのか
- 朝食を食べるなら、何を食べるのか
- どの服に着替えるのか
- カバンはどれにするのか
- アクセサリーはつけるのか、つけないのか
- アクセサリーをつけるなら、どれにするのか
- どの靴をはくのか
など、細かくすればキリがないほど決断をしています。
そして、迷いや選択が生じるほど、その決断を意識していることになります。
この決断を意識する回数が多ければ多いほど、脳に負担がかかり、判断を間違えたり、やる気が起きなくて結局やらなかったりとなってしまいます。
家計簿をつける行動で考えると
どれにつけるのか、どうやってつけるのか、いつつけるのかなど、決めないといけない項目がたくさんあります。
これを毎回決断していては、脳が疲れてしまい、家計簿をつけたくないと思ってしまって、続かない結果になってしまいます。
なので、決断する回数や意識する回数を減らすことは、考えずに無意識でできることを増やしてくれます。
先ほどの、朝起きてからの行動でも、考えずに無意識でしている行動もあると思います。
朝起きたらとりあえずトレイとか、朝食はいつも同じメーカーの同じ食パンとか、カバンはいつでもこのカバンとか、無意識にしている行動が結構あったんではないですか。
その時って、何も考えてないですよね?
ぼーっとしていても、その行動できてませんか?
この、「何も考えなくても行動できている」が、まさに習慣です。
考えなくてもできることで、やりたい行動が継続してできて、本当に考えないといけない時に集中して考えられるようになります。
本当に習慣って重要です。
習慣化の3ステップ
では、どうすれば新たな行動を習慣にできるのか?
習慣化するためのステップを3つにわけて紹介します。
具体的な例がある方がイメージがつきやすいので、「家計簿をつける」を例にステップを見ていきます。
ステップ1:目的と目標を立てる
習慣化するためには、なぜその行動を習慣にする必要があるのかを、明確にする必要があります。
その行動を習慣にすることで、「何を得たいのか」「どうなりたいのか」という目的と目標を明確にします。
目的と目標には違いがあります。
- 目的
- 最終的なゴールのことで、達成したかどうかは主観となり、客観評価が難しいもの
- 例:老後にお金の心配をせず暮らしたい
(いくらあったら心配にならないのか不明ですよね)
- 目標
- 目的達成のための指標や通過点となり、客観的評価ができるもの
- 例:60歳までに2000万円貯めるために毎月5万円貯金する
(誰が見ても達成の有無がわかりますよね)
つまり、目的がはじめにあって、目的を達成するための客観的指標を目標に落とし込むというイメージです。
「家計簿をつける」の目的と目標をこんな感じで決めていきます。
●質問:なぜ、家計簿をつけたいのか?
●回答:収支を把握したいから
●質問:なぜ、収支を把握したいのか?
●回答:いくら貯金できるかを知りたいから
この、「貯金できる金額を知りたい」が目的です。
他にも、「節約できる項目を見つけたい」「赤字の原因を探りたい」とかも目的として考えられますね。
なので質問は1回ではなく、最低でも2回はします。
これで「貯金できる金額を知りたい」という目的が決まりました。
次は目標です。
貯金できる金額を知るために、「その日の支出をその日に家計簿につける」とか「月に1回通帳をチェックして引き落としの金額を家計簿につける」などが目標として考えられますね。
目標は具体的な行動になっていて、誰が見ても達成の有無が判断できることが重要です。
これでステップ1は完了です。
ステップ2:行動を自然と起こす
目的と目標が決まったら、すぐに行動に移していくのですが、この行動の仕方を注意しないと、3日坊主になってしまいます。
一番やってはいけない行動の仕方が、がむしゃらに頑張ることです。
習慣は「何も考えなくても行動できる」状態なので、頑張って行動してはいけないんです。
では、どうするのか?
それは、「今の習慣のついでにする」「行動の障害を取り除く」の2つです。
具体的に見ていきましょう。
「今の習慣のついでにする」の場合、すでに普段からしている習慣にくっつけます。
毎日家計簿をつけるなら、夜歯磨きをした後につけるとか、夜テレビを見て過ごしているついでにつけるとか、今の習慣と組み合わせることで、行動しやすくします。
それでも、忘れてしまったりすることもあるので、「行動の障害を取り除く」が必要です。
歯磨きをした後にするなら、洗面台に「家計簿」って貼っておくとか、テレビを見ながらするなら、テレビのリモコンと家計簿を同じ場所に置いておくってことをします。
この2つをすることで、普段から意識をしていなくても、勝手に思い出させてくれて、行動が続きます。
ステップ3:行動を持続し達成
いよいよ最後のステップです。
ステップ2まで進むと、習慣にしたい行動はほぼできるんですが、やめないための工夫が必要です。
それは、「できたことに意識を向ける」です。
ステップ2を実践しても、忘れてしまうこともあれば、面倒でしないこともあるかもしれません。
それでも、全くしていなかった頃の自分よりは、習慣にしたい行動をたくさんしているはずです。
そんな自分をしっかり認めてあげてください。
めちゃめちゃ成長してるんですから。
完璧を求めるのではなく、前より変化していることを大切にしてあげてください。
これで3つのステップは完了です。
これで、あなたも『習慣化マスター』ですね!
習慣化のコツ
最後に3つのステップを含めた、すぐ実践できる習慣化のコツをまとめておきます。
- 少しずつでも始める
- 今ある習慣にくっつける
- 直前の行動を決めておく
- できたことに意識を向ける
- 習慣化する目的と目標を明確にする
- 自動化・仕組み化する
投資や貯金は「自動化・仕組み化」しよう
最後の自動化と仕組み化は、習慣の最終形態です。
投資でいえば、証券口座で毎月の積み立てを設定して、毎月1日に銀行口座から証券口座に自動でお金が移動し、毎月5日に自動で積み立てている銘柄を購入してくれる。
こんな風に、自分で実行しなくて良い状態が「自動化・仕組み化」です。
家計簿をつけたり、運動したり、読書をしたりは自分が実行しなくてはいけないので、今回の習慣化の3ステップが必要です。
だけど、自分で実行しなくても良いことは、他にまかせれば良いので、どんどん任せて、自分の時間を増やしてくださいね。
まとめ
今回は、行動を習慣化する方法を紹介しました。
- 習慣とは、「何も考えなくても行動できる」こと
- 習慣化できると、決断する回数と意識する回数が減らせ、思考すべきことに集中できる
- 行動の習慣化は3ステップでできる
- 目的・目標を決める
- 行動を自然と起こす工夫をする
- 行動を持続させる工夫をする
- 投資や貯金は「自動化・仕組み化」をする
どんな行動も習慣化のステップは変わりません。
是非、習慣にしたい行動を3つのステップで本当の習慣にしてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!